フランス社会– category –
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コロナコロナ禍でスター誕生、政府を出し抜く青年データサイエンティスト。La star française de l’ère Covid
今、フランスでは1人の青年に注目が集まっている。25歳のデータサイエンティストで、その名はギヨーム・ロジエ(Guillaume Rozier)。昨年、コロナ禍が始まって以来、全国にコロナ情報をわかり易く伝えようと、政府が公開するオープンデータから感染者数... -
コロナ反省なし、マクロン大統領の独走?Macron hors sol ?
ジュピター Jupiter。惑星ではなくギリシャ神話の「ゼウス」に当たるローマ神話の神。就任直後からマクロン大統領に付けられたあだ名だ。国民目線ではなく、一段上から「統治」されているようなフランス人の感覚を表したものだが、これまでは当然ながら反... -
コロナフランス第3次ロックダウン、説明の試み。 Confinés dehors !
カフカイヤン(kafkaïen)… フランス語にふれたことのある者なら一度は聞いた可能性の高い形容詞。日本語にすると「カフカ的な」となるのだろうが、その使用頻度と認知度は日本とは比較にならないほどフランス言語に浸透した言葉である。この「カフカイヤ... -
コロナコロナ禍、お買い物はダーク・ストアで。 Les dark stores
ある記事が目に止まり、実は「ダーク・ストア」を利用して買い物をしている事実が判明した。Dark-store… ブラック・マーケット(闇市)を彷彿とさせるこの呼称、怪しさ満点だ。フランスのダーク・ストア代表は、なんとMonoprix。大手食品小売りCasino系列... -
コロナリヨン市:肉なし給食論争… 過熱の原因は?
フランスは学校休暇まっただ中だというのに、ここ数日、学校給食に関する論争が続いている。ことの発端は1週間前、リヨン市役所が各区の学校給食担当に送ったメール:政府の新たな衛生基準に則り、食堂で生徒同士の間隔を2メートルに保ったまま全員に給... -
フランス社会パリ・オペラ座バレエ団、伝統が動くとき
劇場も閉まり、文化的な催しも中止されたままの日々が続くフランス。そんな中、こんなニュースが目に入った。パリ・オペラ座バレエ団がダンサーの多様化に力を入れていく。つまり、これまで見慣れた白人中心のキャスティングをやめて、多様なバックグラウ... -
フランス社会心を覚ます環境ドキュメンタリー LEGACY〈後半〉
〈前半〉の続きコロナその他で精気の足りない日々を送る中、番組冒頭の「エネルギー」というマジック・ワードに揺り起こされた形で、ドキュメンタリー「LEGACY」の観賞を続けた。地球上の活動は、生物・無生物問わずエネルギーの伝達により営まれて... -
フランス社会心を覚ます環境ドキュメンタリー LEGACY〈前半〉
ツイッターでフォローしている研究者が『LEGACY』というドキュメンタリーが良かった!とツイート。『LEGACY』は『空から見た地球 La terre vue du ciel』と『HOME』で有名な写真家兼映画監督のヤン・アルテュス・ベルトラン Yann Arthus Bertrand (YAB) &n... -
フランス社会肌の色の伝え方
昨夜、サッカー欧州チャンピオンズリーグの対戦で、審判による人種差別発言があったとして試合が中断した。場所はパリ。ホームチームのパリ・サンジェルマンの相手はトルコのバシャクシェヒル。開始14分、バシャクシェヒルのコーチで元カメルーン代表の Pi...
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